【経済の話】米GMの点火スイッチで訴え、100億ドル強の補償も

米GMの点火スイッチで訴え、100億ドル強の補償も

ロイター 6月19日(木)2時35分配信

米GMの点火スイッチで訴え、100億ドル強の補償も

 6月18日、米GMの点火スイッチ問題で、法律事務所がGMを相手取り訴えを起こした。写真はGMのロゴマーク。カリフォルニア州で2012年1月撮影(2014年 ロイター/Mike Blake)

[18日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>の点火スイッチをめぐるリコール(回収・無償修理)問題で、法律事務所ハーゲンス・バーマン・ソボル・シャピロは18日、GMを相手取り、カリフォルニア州リバーサイドの連邦裁判所に訴えを起こした。

訴状によると、GMは欠陥の存在を認識していながら事実を隠ぺいし、安全性よりも経費削減を優先した結果、今年だけで40件、2000万台を超えるリコールを引き起こしたとした。

これによりGMのブランド価値が低下し、中古車としての価値が500ドルから2600ドル減少したと主張している。

法律事務所は、補償額が100億ドルを上回る可能性もあると述べた。

GMの広報担当者はコメントを控えた。


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