【経済の話】ウエラブルカメラのGoProが上場、一時38%上昇

ウエラブルカメラのGoProが上場、一時38%上昇

ロイター 6月27日(金)1時49分配信

[26日 ロイター] - 26日に米ナスダック市場に上場したウエラブルカメラ製造の米GoPro(ゴープロ)の株価が一時33ドルをつけ、新規株式公開(IPO)価格を38%上回った。企業価値は約40億ドルに達した。

IPOでは1780万株を売り出し、4億2720万ドルを調達。同社が890万株を売り出し、残りは既存株主が売却する。

消費家電会社の新規上場は、2011年のスカルキャンディー<SKUL.O>以来初めて。

GoProのカメラは、スポーツなどの際に体に装着して映像を捉える「アクション・カメラ」で、サーファーやスノーボーダーなどの間で人気が高い。

ダウティのアナリスト、チャーリー・アンダーソン氏は顧客向けノートで「(米アップルの)iPad(アイパッド)やiPhone(アイフォーン)の発売以降、GoProほどの有力消費家電ブランドは恐らくなかっただろう」とし、GoProのカメラがアクション・カメラ市場で90%超のシェアを握っていると推定した。

GoProは2004年に創立。2013年の売上高は約10億ドルと、前年から88%急増した。同年の純利益も倍増し約6100万ドルに達した。

売り上げは米国外でも急速に拡大し、今年第1・四半期の海外での売上高は全体の半分以上に達した。2011年は35%を占めていた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-00000015-reut-bus_all
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