【経済の話】米S&P、MBSの格付けめぐる訴訟で司法省と和解へ=WSJ
米S&P、MBSの格付けめぐる訴訟で司法省と和解へ=WSJ
ロイター 7月16日(水)12時32分配信
[15日 ロイター] - 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、金融危機前に格付けをめぐる不正行為があったとして米司法省に訴えられている問題で、約10億ドルを支払って和解を受け入れる見通しだ。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として報じた。
司法省はS&Pが住宅ローン担保証券(MBS)について、発行体からより多くの手数料を得るために不当に格付けを高くしたなどとして、2013年2月に同社に対し50億ドルの支払いを求める訴訟を起こしていた。
WSJによると、S&Pは不正を認めることを拒んでいる。同社は以前、訴訟には利点がなく、司法省の訴えは間違っていると述べていた。
S&Pと司法省からのコメントは今のところ得られていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000054-reut-bus_all
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