【経済の話】ブリヂストン、米でのカルテル認め罰金支払いへ

ブリヂストン、米でのカルテル認め罰金支払いへ

読売新聞 2月14日(金)10時55分配信

 【ワシントン=安江邦彦】米司法省は13日、タイヤメーカー世界最大手のブリヂストンが米独占禁止法に違反し、自動車部品の販売を巡って競合他社と価格カルテルを結んでいたことを認め、4億2500万ドル(約440億円)の罰金を支払うことで合意したと発表した。

 司法省やブリヂストンによると、ブリヂストンは2001〜08年、米国内外でエンジンの振動が伝わるのを抑える防振ゴムなどをトヨタ自動車日産自動車富士重工業などに販売する際、競合他社と販売量を調整し、価格をつり上げていた。

 ブリヂストンは、11年にも別件のカルテルで罰金を支払ったが、その際、今回の防振ゴムについて申告しなかったため、罰金が高額になったという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140214-00000491-yom-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します