【経済の話】3月米新築1戸建て住宅販売、8カ月ぶり低水準

3月米新築1戸建て住宅販売、8カ月ぶり低水準

ロイター 4月24日(木)1時19分配信

3月米新築1戸建て住宅販売、8カ月ぶり低水準

4月23日、3月の米新築1戸建て住宅販売は、昨年7月以来8カ月ぶりの低水準だった。写真はシカゴで建設中の住宅。2011年4月撮影(2014年 ロイター/John Gress)

[ワシントン 23日 ロイター] -米商務省が23日に発表した3月の新築1戸建て住宅販売統計(季節調整済み)は、前月比14.5%減の年率38万4000戸と、昨年7月以来8カ月ぶりの低水準だった。異例の寒波の影響が一部に残ったともみられ、住宅市況の回復に水を差す結果となった。

減少は2カ月連続。市場予想は45万戸への増加を見込んでおり、予想外の減少となった。

前年比で13.3%減少、2011年4月以来の大幅な落ち込みとなった。

2月分は前回発表の44万戸から44万9000戸に修正された。

住宅市況は、異例の寒波に加えて、住宅ローン金利の上昇、物件不足、価格動向などの影響を受けているとされる。

在庫は3.2%増えて19万3000戸と、2010年11月以来の高水準だった。販売ペースに基づく在庫は6カ月分と2011年10月以来の高水準で、2月の5カ月分から増えた。

販売価格中央値は前年比12.6%増の29万ドルだった。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00000015-reut-bus_all
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