【経済の話】ウクライナ火発建設、官民で支援…首相表明へ

ウクライナ火発建設、官民で支援…首相表明へ

読売新聞 6月4日(水)10時7分配信

 安倍首相は、ベルギー・ブリュッセルで4日(日本時間5日未明)開幕する先進7か国首脳会議(G7サミット)で、ウクライナによる高性能火力発電所建設を、官民一体となって支援する方針を表明する。

 日本の発電技術を生かし、ロシアに依存しているウクライナのエネルギー構造を改善する狙いがある。

 日本政府は年内にも、日本の重電メーカーなどとチームを組み、ウクライナの老朽化した火力発電所を調査する。ウクライナ政府とは、すでに覚書の締結に向けて協議を進めている。

 首相はこうした取り組みを、サミットでエネルギー・気候変動問題を取り上げる5日の協議でアピールする考えだ。

 日本政府の試算では、ウクライナの全ての石炭火力発電所を、日本の技術を使って高圧力と熱を加えた蒸気でタービンを回す高効率の設備に更新すれば、ロシアからの天然ガス輸入を1割削減できる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140603-00050227-yom-bus_all
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