【経済の話】モルガン・スタンレー、ロスネフチへの部門売却続行へ=CFO

モルガン・スタンレー、ロスネフチへの部門売却続行へ=CFO

ロイター 7月18日(金)2時18分配信

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米モルガン・スタンレー<MS.N>のルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は17日、米国の対ロシア制裁拡大が、同行が進めているロシア国営石油会社ロスネフチ<ROSN.MM>への原油取引部門売却に影響することはないとの見解を示した。

ポラットCFOはインタビューで「(対ロ制裁に関する)指針が昨夜発表されたことを踏まえ、われわれの取引が対象になるとは考えていない」とし、「規制当局の承認次第だが、売却手続きを年内に完了できるよう必要な作業を継続していく」と語った。

財務省は16日、ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁措置を拡大し、ロスネフチのほか、ガスプロムバンク<GZPRI.RTS>などの主要銀行や防衛産業関連企業などを対象に加えると発表した。

モルガン・スタンレーは昨年12月、原油取引部門の大半をロスネフチに売却する方向で合意。最近になって、米当局の安全保障審査を受けるため、米外国投資委員会(CFIUS)に説明資料を提出していた。


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