【経済の話】韓国メッセージアプリのカカオ、ダウムと10月に合併へ

韓国メッセージアプリのカカオ、ダウムと10月に合併へ

ロイター 5月26日(月)11時23分配信

[ソウル 26日 ロイター] - 韓国の携帯メッセンジャーサービス会社カカオは、同国第2位のインターネットポータルサイト運営会社ダウム・コミュニケーションズ<035720.KQ>と10月に合併することを明らかにした。新社名は「ダウム・カカオ」となる。企業価値は約3兆1000億ウォン(30億ドル)になる見通しで、ラインを持つ最大手のネイバー<035420.KS>に攻勢をかける。

カカオのメッセージアプリ「カカオトーク」は世界で1億4500万人の利用者がいる。同社は2015年までに新規株式公開(IPO)を目指していたが、合併に伴いこの計画を取りやめる。

合併比率はダウム1に対して、カカオが1.5557456。ダウムは4300万株の新株を発行し、カカオの株主に割り当てる予定だ。

現代証券のアナリスト、Kim Mi-song氏は「合併によるシナジー効果は明らかだ。カカオは国内外で事業の積極拡大が可能となり、ダウムは新しい成長事業としてメッセージングサービスを獲得することになる」と述べた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140526-00000028-reut-bus_all
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