【経済の話】クレディ・スイス、脱税ほう助認め米当局に25億ドル支払いへ
クレディ・スイス、脱税ほう助認め米当局に25億ドル支払いへ
５月２０日、クレディ・スイスは、米国人富裕層の脱税をほう助したとされる問題で罪を認め、当局に２５億ドル以上を支払い和解する。写真はベルンで１５日撮影（２０１４年 ロイター／Ruben Sprich）
［ワシントン／ニューヨーク ２０日 ロイター］ - スイス金融大手クレディ・スイス＜CSGN.VX＞は、米国人富裕層の脱税をほう助したとされる問題で罪を認め、当局に２５億ドル以上を支払い和解する。ホルダー司法長官が明らかにした。
一方でニューヨーク州金融サービス局は、同社の銀行免許取り消しを行わないことを決めた。
米検察当局は、数十年にわたり顧客の資産を違法で未申告の銀行口座に隠し脱税をほう助したとして、同社と子会社２社を刑事訴追した。
クレディ・スイスは司法省、内国歳入庁（ＩＲＳ）、連邦準備理事会（ＦＲＢ）、ニューヨーク州金融サービス局に制裁金を支払う。証券取引委員会（ＳＥＣ）にはすでに２億ドルを支払い済み。
米議会では、２００７─２００９年の金融危機を受け、大手銀行に厳しい制裁を求める傾向が強まっている。ホルダー長官によると、今回のケースは、過去２０年の刑事訴追で有罪を認めた銀行の中で最大規模となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000042-reut-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します
【おすすめサイト】
経済ニュースが満載！FX・金融・財テク情報発信基地
