【経済の話】紙出荷、増税かけ込み反動で減…回復「7月頃」

紙出荷、増税かけ込み反動で減…回復「7月頃」

読売新聞 5月20日(火)23時47分配信

 日本製紙連合会が20日発表した4月の国内紙・板紙出荷量は、前年同月比3%減の210万9000トンで、10か月ぶりに前年実績を下回った。消費増税前の駆け込み需要の反動が出た。

 品種別では、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの衛生用紙が、14・3%減の13万3000トンで落ち込みが最も大きかった。印刷・情報用紙は4・8%減の66万トン、段ボール原紙は、1・4%減の74万6000トンだった。

 記者会見した進藤清貴会長(王子ホールディングス社長)は「(消費増税前の)想定より落ち込みは小さかった。7月頃から例年並みの水準に回復するのではないか」と述べた。


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