【経済の話】4月米ミシガン大消費者信頼感、9ヵ月ぶり高水準

4月米ミシガン大消費者信頼感、9ヵ月ぶり高水準

ロイター 4月26日(土)2時11分配信

4月米ミシガン大消費者信頼感、9ヵ月ぶり高水準

 4月25日、ロイター/ミシガン大学が発表した4月の米消費者信頼感指数(確報値)は9カ月ぶり高水準となった。写真はニューヨークの百貨店で2013年11月撮影(2014年 ロイター/Eric Thayer)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - ロイター/ミシガン大学はが発表した4月の米消費者信頼感指数(確報値)は前月の80.0から84.1に上昇し、2013年7月以来9カ月ぶり高水準となった。

市場予想の83.0を上回り、速報値の82.6からも上方改定となった。

調査責任者のリチャード・カーティン氏は「消費者信頼感が過去数年に繰り返し起こったような後戻りに対する抵抗力を高めているかどうかが、より重要な問題」と指摘、「抵抗力は前向きな長期経済見通しに左右される。短期見通しは著しく改善したが、家計や経済全般に関する長期見通しはそれほど改善していない」と述べた。

景気現況指数は95.7から98.7に上昇。2007年7月以来の高水準となり、市場予想の97.2も上回った。速報値は97.1だった。

消費者期待指数は74.7と、前月の70.0から上昇。市場予想(73.7)、速報値(73.3)をそれぞれ上回った。

向こう1年間のインフレ見通しは3.2%、5─10年見通しは2.9%で、前月からともに変わらずだった。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00000007-reut-bus_all
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