【経済の話】スペインが中期債入札、利回りは過去最低水準に

スペインが中期債入札、利回りは過去最低水準に

ロイター 2月7日(金)2時30分配信

マドリード 6日 ロイター] -スペインが6日実施した中期国債入札で、利回りが過去最低水準に低下した。景気回復への期待とユーロ圏全般の国債利回りの低下傾向を反映した。

2017年および19年償還債の合計発行額は56億ユーロ(76億ドル)となり、目標の45億─55億ユーロを上回った。

利回りはともに1月の同様の入札時より低下し、2019年償還債については、平均利回りが2.254%と、前回の2.382%を下回った。

応札倍率はやや低下したものの、需要が依然強いことを示した。2017年償還債は2倍、前回は2.2倍だった。2019年償還債は1.7倍、前回は1.8倍だった。

ユーロ圏のインフレ率が欧州中央銀行(ECB)の目標を大幅に下回る水準に低下したことを受け、ECBの追加的措置への期待感からユーロ圏の国債利回りは総じて低下している。

フランスが実施した10年国債の入札では、利回りが2.25%と、1月の2.51%から低下した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140207-00000017-reut-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します