【経済の話】アポロの新ファンド、上限175億ドルへの引き上げで承認獲得

アポロの新ファンド、上限175億ドルへの引き上げで承認獲得

Bloomberg 12月25日(水)14時0分配信

  12月25日(ブルームバーグ):資産家レオン・ブラック氏が運営するプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントは、新たな企業買収ファンドへの資金集めの上限を175億ドル(約1兆8300億円)と、当初の150億ドルから引き上げる計画について、投資家の承認を得た。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

手続きが非公開であることを理由に関係者の1人が匿名を条件に明らかにしたところによると、アポロは今月、資金調達を終了する予定。投資家らが最大200億ドルの投資に関心を示したことを受け、アポロはここ数カ月間、調達上限の引き上げを目指していた。

アポロは好パフォーマンスで投資を引き付けており、この買収ファンドの資産調達額は、金融危機に見舞われた2008年以降では業界最大規模となる見通し。米ブラックストーン・グループの主力買収ファンドは12年の早い時期に162億ドルを調達している。

アポロの広報を手掛けるルーベンスタイン・アソシエーツのチャールズ・ゼレン氏は資金調達に関するコメントを控えた。

アポロの新ファンドの資産規模が175億ドルとなれば、08年に147億ドルを集めた同社のファンドを19%上回ることになる。

原題:Apollo Said to Win Approval to Lift Fund Limit to $17.5Billion(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Sabrina Willmer ,swillmer2@bloomberg.net

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