【経済の話】11月米新築1戸建て住宅販売は微減、価格上昇

11月米新築1戸建て住宅販売は微減、価格上昇

ロイター 12月25日(水)1時40分配信

11月米新築1戸建て住宅販売は微減、価格上昇

12月24日、11月の米新築1戸建て住宅販売は、前月比2.1%減の年率46万4000戸となった。写真はワシントン近郊で2012年8月撮影(2013年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 24日 ロイター] -米商務省が発表した11月の新築1戸建て住宅販売は、前月比2.1%減の年率46万4000戸となった。戸数は5年ぶりの高水準となった前月から若干減少したものの価格は上昇し、ローン金利の上昇にもかかわらず市場が引き続き堅調であることが示された。

予想は44万5000戸。前年比では16.6%増となる。10月は前月比17.6%増の47万4000戸と、2008年7月以来の高水準となっていた。同月分は当初発表の25.4%増の44万4000戸から修正された。

住宅ローン金利の上昇を受け、販売ペースは8月から鈍化していたが、来年は雇用情勢が改善していることから、再び上向くと予想されている。在庫が薄くなっていることも寄与する見通し。

11月は供給が6.7%減少。販売価格中央値は27万0900ドルと、前月の25万9200ドルから上昇。前年比では10.6%の上昇となった。

11月の販売ペースに基づくと供給は4.3カ月分と、前月の4.5カ月分から低下し、6月以来の低水準となった。供給の適正水準は6カ月分とされる。

地域別では、南部が9.1%減の26万1000戸。一方、西部は31.1%増の11万8000戸となった。北東部は15.2%増の3万8000戸。


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