【経済の話】世界最大級の蓄電池試験施設、大阪市に建設へ

世界最大級の蓄電池試験施設、大阪市に建設へ

読売新聞 7月20日(日)13時49分配信

 政府は2015年度に大阪市で、太陽光など再生可能エネルギーでつくった電気の安定供給に欠かせない大型蓄電池向けとして、世界最大級となる試験施設を建設する。

 日本メーカーの製品開発を後押しし、成長が見込める蓄電池市場で主導権を握る狙いだ。

 大型蓄電池の試験施設は国内で初めて。約130億円を投じ、大阪市が所有する同市住之江区の埋め立て地(約2万6400平方メートル)に建設する。

 施設は独立行政法人製品評価技術基盤機構が運営する。各メーカーの蓄電池について、〈1〉振動や衝撃に耐えられるか〈2〉急な温度変化に影響を受けるか――などを調べる。一般家庭の消費電力の半年分以上にあたる、最大2000キロ・ワット時の容量を持つ大型の蓄電池にも対応する。


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