【経済の話】<TPP事務協議>日米自動車分野「難しい局面も」

<TPP事務協議>日米自動車分野「難しい局面も」

毎日新聞 7月19日(土)11時43分配信

 【ワシントン平地修】環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る自動車分野の日米両政府間の事務レベル協議は18日、ワシントンで3日間の日程を終えた。森健良経済外交担当大使は記者団に対し、「ヤマ場に差し掛かっており、難しい局面も多かった」と述べ、協議が難航したことを明らかにした。

 自動車分野では、輸出拡大を狙う米国が日本に対し緩和を求める安全・環境基準などが焦点になっている。森氏は「それなりに進展したが、まだまだ難しい問題が残っている」と説明。また、「順調に進んでいた前回、前々回に比べると、(交渉担当者が)机をたたくなど荒れた場面が多かった」と、議論が白熱したことを明かした。

 TPPの農産品関税を巡る日米協議は8月4〜5日にワシントンで次回会合を予定しているが、自動車協議は8月中旬以降で次回日程を調整するという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140719-00000028-mai-bus_all
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