【経済の話】中国全国社会保障基金、昨年の投資収益率は6.2%に低下=新華社

中国全国社会保障基金、昨年の投資収益率は6.2%に低下=新華社

ロイター 6月30日(月)13時59分配信

中国全国社会保障基金、昨年の投資収益率は6.2%に低下=新華社

 6月28日、新華社によると、中国の全国社会保障基金の2013年の投資収益率は6.2%と、3年ぶり高水準だった2012年の7%から低下した。2011年3月撮影(2014年 ロイター/Jason Lee)

[北京 28日 ロイター] - 中国の全国社会保障基金(NSSF)の2013年の投資収益率は6.2%と、3年ぶり高水準だった2012年の7%から低下したことが分かった。新華社が28日報じた。投資収益は686億元(110億ドル)だった。

NSSFは同国最大の年金基金で、2013年末時点の運用資産総額は1兆2400億元。新華社によると、2000年の基金創設以来、投資収益率は平均で8.1%となっている。

NSSFは、損失について「不規則な資金運用と、賢明でない判断が原因」だとする審計署(会計検査院に相当)の報告書に言及。2010―2013年の間の損失は総額175億元に達したという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140630-00000050-reut-bus_all
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