【経済の話】14年の世界の直接投資額は12.5%増へ=国連貿易開発会議報告

14年の世界の直接投資額は12.5%増へ=国連貿易開発会議報告

ロイター 6月25日(水)14時12分配信

ジュネーブ 24日 ロイター] - 国連貿易開発会議(UNCTAD)は24日、2014年版の「世界投資報告」を公表した。各国が今年に海外から受け入れる直接投資額は、前年比12.5%増の1兆6200億ドルとなる見通しだ。

2015年と2016年の直接投資額予想はそれぞれ1兆7500億ドルと1兆8500億ドル。

2007年に2兆ドルに達した世界の直接投資額は、2009年に1兆2000億ドルへと落ち込み、それ以降勢いを取り戻せずにいた。

ただ今年1─4月は、企業の国境を越えた合併買収(M&A)が約5000億ドル相当と、2007年以降で最高の水準となった。前年同期からは2倍に拡大。上位10位に入る買収案件は全て、先進国を対象としたもので、UNCTADは海外直接投資の従来のパターンに戻ったと指摘した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00000085-reut-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します