【経済の話】セブンイレブンがドバイに出店へ 来年夏めど、中東初

セブンイレブンがドバイに出店へ 来年夏めど、中東初

産経新聞 6月17日(火)11時51分配信

 セブン&アイ・ホールディングスは17日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに、コンビニエンスストア「セブンーイレブン」を出店すると発表した。来年夏をめどに1号店をオープンする。日系コンビニの中東への出店は初めて。

 UAEでの出店は、現地王族が出資する運営会社「セブン・エミレーツ・インベストメントLCC」に対し、セブン&アイの子会社である米セブンーイレブンがライセンス契約を結んで進める。エリアを集中して出店する手法やメーカーを巻き込んだ商品開発、商品の管理手法などをUAE側に提供する。

 3年間でドバイに100店舗程度を出店する計画で、その後、軌道に乗れば、順次エリアを拡大していく。

 国内コンビニ各社は、国内での新規出店強化と同時に、海外展開に注力し、これまでは東アジア、東南アジア地域を先行させてきた。中東は外国企業への出資規制が厳しいため、出店できていなかったが、石油資源や観光による経済成長を続けるドバイやアブダビなどでは、日本型のコンビニの需要はあるとみており、各社の出店が本格化するとみられる。


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