【経済の話】3月のユーロ圏景況感は予想上回る、消費者信頼感が大幅改善

3月のユーロ圏景況感は予想上回る、消費者信頼感が大幅改善

ロイター 3月29日(土)1時41分配信

ブリュッセル 28日 ロイター] -欧州委員会が発表した3月のユーロ圏景況感指数は102.4で、前月の101.2から上昇し、市場予想の101.4を上回った。

消費者信頼感指数はマイナス9.3と、2月のマイナス12.7から改善し、2009年4月以来約5年ぶりの大きな改善幅を記録した。

国別では、オランダの景況感指数は2.3上昇し、100.3となった。スペインの指数は2.2改善した。イタリア、フランス、ドイツの景況感指数も上昇した。

欧州委によると、景況感はサービス業と小売部門で比較的緩やかに改善したが、鉱工業と建設部門はほぼ横ばいだった。

欧州委は、「将来の経済状況や失業の水準についての消費者の見方とともに、貯金についての期待感が大きく改善した」とした。

また、景気サイクルの位置を示す3月の業況指数は0.39と、2月の0.36から若干改善した。ロイターがまとめたアナリスト予想は0.40だった。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000002-reut-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します