【経済の話】ソフトバンク、米ディッシュと固定無線ブロードバンドで協力協議

ソフトバンク、米ディッシュと固定無線ブロードバンドで協力協議

ロイター 3月28日(金)0時42分配信

ソフトバンク、米ディッシュと固定無線ブロードバンドで協力協議

3月27日、ソフトバンクの孫正義社長は、ロイターに対し、米ディッシュと固定無線ブロードバンド部門での協力について協議していることを明らかにした。写真は都内で2月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

サンアントニオ(米テキサス州) 27日 ロイター] -ソフトバンク<9984.T>の孫正義社長は27日、ロイターに対し、米衛星放送サービス大手ディッシュ・ネットワーク<DISH.O>と、固定無線ブロードバンド部門での協力について協議していることを明らかにした。

孫社長は米テキサス州サンアントニオでのモバイル関連の展示会で、「ディッシュは衛星を所有しており、われわれには協力するためのネットワークがある。われわれは技術協力を模索しており、共同で試験を実施している」と述べた。

孫社長は前月、米商工会議所での講演で、ソフトバンクが傘下に持つスプリント<S.N>は「寡占状態」にある米通信市場に新たな競争をもたらすことができるとの考えを示しながらも、スプリント単独の規模では難しいとの見方を示している。

スプリントとディッシュは昨年12月、テキサス州で無線通信サービスの試験運用を共同で行うと発表しており、今回の孫氏の発言は、両社の協力関係が依然継続していることを示唆した。

無線通信サービスは今年半ばまでにテキサス州コーパスクリスティで利用可能となる予定で、両社はサービス拡大を想定しているが、この日はサービス拡大に関する言及はなかった。

*内容を追加して再送します。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000005-reut-bus_all
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