【経済の話】ギリシャ銀行ストレステスト、国際支援機関は資本基準緩和へ

ギリシャ銀行ストレステスト、国際支援機関は資本基準緩和へ

ロイター 2月28日(金)13時45分配信

アテネ 27日 ロイター] -ギリシャの主要行に対するストレステスト(健全性審査)に適用する自己資本比率について、国際支援機関が前回よりも基準を緩和することを受け入れた。

これにより、主要行をあわせた自己資本の不足額は約50億ユーロとなる見通し。

銀行関係者によると、欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金IMF)で構成する国際支援機関(トロイカ)は、8%のコアティア1レシオ(狭義の中核的自己資本比率)を基本シナリオで適用することを受け入れたという。

トロイカは当初、この比率を2012年に行われた第1弾のストレステストと同様の9%とする考えだった。ストレステストの結果は来週発表される。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140228-00000075-reut-bus_all
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