【経済の話】東京海上未払い、金融庁への回答「問題ない」

東京海上未払い、金融庁への回答「問題ない」

読売新聞 2月15日(土)12時37分配信

 東京海上日動火災保険自動車保険金の一部を契約者に支払っていなかった問題で、金融庁は14日、東京海上日動が同庁に回答した調査結果に関して問題はなかったとの見解を明らかにした。

 未払いは、事故で負傷させた相手への見舞金などに充てる「臨時費用(臨費)」で生じた。最大約14万5000件分に上る。

 金融庁は2005年、損保各社に02年4月〜05年6月の未払い件数の調査を命じた。東京海上日動は臨費での約2万1000件を含め、全体で6万3000件の未払いがあったと発表していた。だが、02年4月〜03年6月分の臨費は、契約者からの請求がなければ支払わない決まりになっていたため、未払いの対象から外していた。

 金融庁も、調査方法は損保各社の自主的な対応に委ねており、「対応は不適切なものではなかった」と結論づけた。


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