【経済の話】1月の世界製造業PMIは52.9に低下、新興国低調

1月の世界製造業PMIは52.9に低下、新興国低調

ロイター 2月4日(火)2時22分配信

1月の世界製造業PMIは52.9に低下、新興国低調

2月3日、JPモルガンは1月の世界製造業PMIが52.9となったと発表した。2011年5月以来の高水準となった前月の53.0から低下した。写真は2013年8月、ブラジルのサンパウロ近郊の工場で(2014年 ロイター/Nacho Doce)

[ロンドン 3日 ロイター] - JPモルガンが3日発表した1月の世界製造業景気指数(PMI)は52.9となり、2011年5月以来の高水準となった前月の53.0から低下した。

ただ、14カ月連続で拡大と縮小の分岐点となる50を上回った。

1月は英国と日本が堅調だった一方で、米国では拡大ペースが鈍化。中国、ブラジル、ロシアなどの新興国は低迷した。

JPモルガンのディレクター、デビッド・ヘンスレー氏は、「製造業部門では年初から世界的に堅調な成長の勢いが維持された。特に生産と新規受注が今回の回復局面におけるそれぞれの平均を上回って拡大している」としている。

新規受注指数は54.3。前月は54.4だった。需要拡大を受け、雇用者数は6カ月連続で増加。ただ増加ペースは前月からは鈍化した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140204-00000010-reut-bus_all
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