【経済の話】ドル弱含み、FRBの追加緩和縮小観測で見通しは堅調

ドル弱含み、FRBの追加緩和縮小観測で見通しは堅調

ロイター 1月23日(木)2時31分配信

ドル弱含み、FRBの追加緩和縮小観測で見通しは堅調

1月22日、午前中盤のニューヨーク外為市場ではドルが弱含んだ。写真は100ドル紙幣。ソウルで2013年1月撮影(2014年 ロイター/Lee Jae-Won)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 22日午前中盤のニューヨーク外為市場ではドルが弱含んだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で一段の緩和縮小を決定するとの観測から、ドルの見通しは引き続き底堅い

市場では、28─29日のFOMCでFRBは現在月額750億ドルのペースで実施している債券買い入れを650億ドルに縮小するとの見方が出ている。

この日は対ドルでポンドが3週間ぶり高値、豪ドルは1週間ぶり高値に上昇。一方、カナダドルは対米ドルで下落し4年ぶり安値を更新した。

カナダ銀行中央銀行)は政策金利である翌日物金利を予想通り1%に据え置いたが、景気が悪化すれば利下げもあり得ることを示唆した。またカナダドル相場は依然として高水準との見解を示した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140123-00000005-reut-bus_all
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