【経済の話】ジョンソン・エンド・ジョンソン、処方せん薬販売減速見込む
ジョンソン・エンド・ジョンソン、処方せん薬販売減速見込む
ロイター 1月22日(水)2時31分配信
[21日 ロイター] -米医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>が21日発表した第4・四半期決算は、利益が市場予想を上回ったものの、処方せん薬の売り上げが鈍化する公算が大きいとし、2014年利益が市場予想の下限付近にとどまる可能性があるとの見通しを示した。
J&Jの株価は約2.3%下落した。
第4・四半期の利益は35億2000万ドル(1株当たり1.23ドル)と、前年同期の25億7000万ドル(同0.91ドル)から増加した。
特別項目を除く1株利益は1.24ドル。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想の1.20ドルを上回った。
売上高は4.5%増の183億6000万ドルと、市場予想の179億5000万ドルを上回った。ドル高の影響がなければ、伸びは6.3%になっていたと指摘した。
処方せん薬の売上高は11.8%増と好調だった。
カルーソ最高財務責任者(CFO)は、2013年に好調だった処方せん薬の売り上げが2014年に「失速する」とし、慎重な見通しを示した。
J&Jは投資家との電話会合で、2014年通年の1株利益(特別項目除く)が5.75─5.85ドルになるとの見通しを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140122-00000013-reut-bus_all
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