【経済の話】スペインが今年の国債発行増額を予定、インフレ連動債も検討

スペインが今年の国債発行増額を予定、インフレ連動債も検討

ロイター 1月9日(木)0時56分配信

マドリード 8日 ロイター] -スペインは今年の国債発行額について、昨年をやや上回る約2420億ユーロ(3300億ドル)を予定していると明らかにした。

ただ、借入コストを引き下げて投資家の幅を拡大、状況に問題がなければ、インフレ連動債を発行する方針も示した。

今年の発行額内訳は、中長期債が1333億ユーロ、短期債は1091億ユーロとした。

財務省幹部のイニゴ・フェルナンデス・デメサ氏は記者会見で、借り入れコストを減らして平均償還期限をのばし、インフレ連動債の新規発行などで投資家の新規獲得を図る考えを示した。

ただ、スペイン国債の利回りは8日、4年ぶりの低水準をつけ、市場は発行増額予定を材料視していない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140109-00000005-reut-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します