【経済の話】東電、管理職経験者500人を福島復興本社へ

東電、管理職経験者500人を福島復興本社へ

読売新聞 12月23日(月)11時50分配信

 東京電力は、2014年度からの3年間で、管理職の経験がある約500人を福島復興本社に移す方針を固めた。

 福島第一原子力発電所の事故に伴う賠償業務などを、円滑に進めるためだ。月内にまとめる予定の新しい経営再建計画に盛り込む。

 復興本社で働く社員の賃金は、段階的に引き上げる。同本社は1月に設置され、現在は約4000人が働いている。

 復興本社に多くの管理職を送り込むのは、賠償業務が被災者の生活設計に関わり、経験豊富な社員によるきめ細かい対応が求められるためだ。さらに、事実上の地域独占を見直して電力会社間の競争を促す「電力自由化」が16年以降に本格化するのをにらみ、本社幹部の若返りを図って組織を活性化させる狙いもある。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131222-00000476-yom-bus_all
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