【経済の話】14年度成長率、実質1.4%前後・名目3.3%で最終調整=政府筋

14年度成長率、実質1.4%前後・名目3.3%で最終調整=政府筋

ロイター 12月18日(水)23時53分配信

14年度成長率、実質1.4%前後・名目3.3%で最終調整=政府筋

12月18日、2014年度の経済成長率見通しについて、政府が最終的に、物価変動を除く実質で1.4%前後とすることがわかった。写真は銀座で2008年12月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 18日 ロイター] -2014年度の経済成長率見通しについて、政府が最終的に、物価変動を除く実質で1.4%前後とすることが18日、わかった。複数の政府筋が明らかにした。名目は3.3%と、いずれも今年8月時点の見通しを上方修正する。

来年は、消費増税による消費の落ち込みが予想されるが、国費5.5兆円、事業規模18.6兆円の経済対策の効果を想定し、最終的に、今年8月時点の1.0%から1.4%に改定する。実質成長率については政府が1%台前半を軸に調整を続けていた。21日に発表する。

一方、名目ベースでは3.3%となり、14年度税収は50兆円と、リーマンショック前の2007年度以来の水準になる見込みだ。

(山口 貴也)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131218-00000108-reut-bus_all
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