【経済の話】契約社員の雇用、希望者は60歳まで拡大へ 三菱東京UFJ銀行

契約社員の雇用、希望者は60歳まで拡大へ 三菱東京UFJ銀行

産経新聞 7月25日(金)10時42分配信

 三菱東京UFJ銀行が、6カ月から1年程度で契約更新している契約社員について、希望者は60歳まで働ける無期雇用に切り替えられる仕組みを平成27年4月に導入することが25日、分かった。約1万1400人いる契約社員のうち、勤続3年以上が対象。非正規社員の待遇改善を進め、人材確保につなげる。

 同行の全社員数は約4万5000人で、支店の窓口業務などを担当する有期雇用の契約社員が約25%を占める。本人が希望して無期雇用に転換すれば、定年が60歳となるほか、再雇用制度を利用して最長65歳まで働くことも可能となり、正社員と同じ扱いとなる。

 また、休職や休暇についても一部を正社員と同様にし、最長3年の傷病休暇や学校行事などで半日休める制度を採り入れる。

 改正労働契約法は25年4月以降、5年を超えて働く有期雇用者が希望する場合、無期雇用に切り替えることを企業に義務づけている。


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