【経済の話】スチュワードシップコード、100社超の機関投資家が受け入れ表明=関係筋

スチュワードシップコード、100社超の機関投資家が受け入れ表明=関係筋

ロイター 5月31日(土)12時20分配信

[東京 31日 ロイター] - 日本の機関投資家の100社超がスチュワードシップ・コードの受け入れを決めたことがわかった。関係筋がロイターに明らかにした。

金融庁有識者検討会は2月、英国の事例を参考に、機関投資家の責任ある投資行動を促すための原則を定めた日本版スチュワードシップ・コードを策定しており、5月末が初回の受け入れ表明の期限となっていた。受け入れを表明すると、機関投資家は諸原則に則り、投資先企業の持続的な成長を促すとともに、顧客や受益者の中長期的な投資リターンの拡大を図ることが求められる。また、諸原則の中で従わない事項があればその理由を開示することが求められている。

日本に先駆けて2010年、スチュワードシップ・コードが策定された英国では、1年目に約70社の機関投資家が採用を表明したが、今回はこれを大きく上回る。金融庁は、スチュワードシップ・コードの受け入れを表明した機関投資家を6月上旬に公表する予定にしている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140531-00000033-reut-bus_all
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