【経済の話】マイクロソフト前CEOがクリッパーズ買収で合意−関係者
マイクロソフト前CEOがクリッパーズ買収で合意−関係者
Bloomberg 5月30日(金)14時12分配信
5月29日(ブルームバーグ):米マイクロソフトのスティーブ・バルマー前最高経営責任者(CEO)は米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズに対し、20億ドル(約2030億円)での買収案を示し、他の提案に競り勝った。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
買収案提示について公表されていないことを理由に、関係者が匿名で語った。買収には少なくとも他に4組が名乗りを挙げていたが、バルマー氏(58)が最高値を提示した。いずれの買い手候補も、プロバスケットチームの買収額としてはこれまでの最高額5億5000万ドルを上回る買収案を示した。
資産家のデービッド・ゲッフェン氏は電子メールで、自身が率いるグループは買収レースから降りたと説明。ゲッフェン氏のグループには人気司会者のオプラ・ウィンフリー氏や、グッゲンハイム・パートナーズの幹部らが名を連ねていた。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、バルマー氏の資産は189億ドルで世界39位。2月にマイクロソフトCEOの座を退いた。
原題:Ballmer’s $2 Billion Offer Said to Win Bidding forClippers (4)(抜粋)
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