【経済の話】3月米消費者物価は若干加速、当面低金利維持の公算
3月米消費者物価は若干加速、当面低金利維持の公算
ロイター 4月16日(水)2時3分配信
[ワシントン 15日 ロイター] -米労働省が15日発表した3月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、総合指数は前月比0.2%上昇となり、2月の0.1%から加速した。
予想は0.1%上昇。デフレ傾向の収束が示唆されたものの価格上昇圧力は抑制されていることから、米連邦準備理事会(FRB)は当面は低金利政策を維持するとみられる。
3月はガソリン価格が低下したものの、食料と住宅が上昇した。
前年比では1.5%上昇となり、2月の1.1%から加速した。
変動の大きいエネルギー・食品を除いたコア指数は前月比0.2%、前年比1.7上昇。ともに2月の0.1%、1.6%から加速した。
3月は食品価格が前月比0.4%上昇。上昇率は2月から横ばいとなった。米西部が干ばつに見舞われたことで、食肉、乳製品、果物、野菜の価格が上昇したことで押し上げられた。
ガソリン価格は前月比1.7%低下。3カ月連続で低下した。
コア指数に算入される家賃・宿泊費は0.3%上昇。貸家家賃も0.3%上昇した。
このほか、医療、被服、中古車、航空運賃なども上昇した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140416-00000008-reut-bus_all
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