【経済の話】東電、域外販売本格化へ 広瀬社長「東京で営業活動」

東電、域外販売本格化へ 広瀬社長「東京で営業活動」

朝日新聞デジタル 1月19日(日)12時34分配信

 東京電力の広瀬直己社長は18日、朝日新聞のインタビューに応じ、近く始める他電力管内での電力販売について「(東電が)東京で営業活動できる企業ならコストを抑えられる」と述べ、首都圏に本社を置く企業を主な対象にする考えを示した。最大手の東電が本格的な域外販売に動き出すことで、競争が激しくなる可能性がある。

 東電の新たな総合特別事業計画(再建計画)は、2014年度から域外販売を始め、10年後に1700億円売り上げを増やす目標を掲げる。

 首都圏では、新規参入した電力会社(新電力)が営業を強化しているが、広瀬氏は「その裏返しは当然ある」とした上で、「東京に本社を置き、支店や工場が全国津々浦々にある会社はごまんとあり、営業活動が東京でできればコストもかからない」と語った。

朝日新聞社


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