【経済の話】目指せ、高級ブランド=日本ファッション、世界へ

目指せ、高級ブランド=日本ファッション、世界へ

時事通信 1月4日(土)14時44分配信

 日本の優れた文化や商品を海外展開する「クールジャパン」を政府が推進する中、日本発のファッションブランドの育成に期待が高まっている。日本にも、女性向け雑貨のサマンサタバサなど米国やアジアに店舗を構えるブランドもあるが、世界的な知名度はそれほど高くはない。シャネルやグッチ、ティファニーのような高級ブランドへの飛躍を目指し、海外で日本ブランドの売り込みが始まる。
 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は2月、ニューヨークで衣服や雑貨、アクセサリーなど46ブランドの展示商談会を開催する。山本寛斎氏らベテランに若手デザイナーも加わり、米国の流通関係者や販売店に商品を売り込む。
 官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は2年以内に、ファッション衣料や食品など日本文化に関連した商品を幅広くそろえる商業施設を「日本デパート」として東南アジアにオープンさせる計画だ。
 機構の太田伸之社長は「日本の接客サービスが現地できちんとできれば、売れないはずはない」と、「おもてなし」を武器にブランドの確立に自信を示す。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140104-00000037-jij-bus_all
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します