【経済の話】ドイツ銀行がMBS訴訟で米FHFAと和解、19億ドル支払いへ

ドイツ銀行MBS訴訟で米FHFAと和解、19億ドル支払いへ

ロイター 12月21日(土)2時44分配信

[フランクフルト 20日 ロイター] -ドイツ銀行<DBKGn.DE>は20日、モーゲージ担保証券(MBS)の販売をめぐり米連邦住宅金融局(FHFA)から提訴されている問題で、19億ドルを支払い和解すると明らかにした。

問題となったのは2005─2007年に米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)<FNMA.OB>と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)<FMCC.OB>に販売したMBS

FHFAはこの件に関し、十分な情報を開示していなかったとしてドイツ銀行を含む17の金融機関を提訴しており、JPモルガン・チェース<JPM.N>、UBS<UBSN.VX>との間ではすでに和解が成立している。

ドイツ銀行は同事業からすでに撤退しており、管理改善を行ったと明らかにした。和解金についてはすでに引き当て済みと説明している。

同行は今月初め、指標金利の不正操作問題で欧州委員会から7億2500万ユーロの制裁金を科された。金利不正操作問題に関し、英米当局からの制裁はまだ受けていない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131221-00000011-reut-bus_all
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